...わしは此様な熾烈な快楽を味つた事はない...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...愛と正義との要求がその熾烈なる我執によつて覆ひ去らるゝところはないか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...この慾望の最も熾(さか)んな者はすなわち天才である...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...あまり趣味のよくない大規模のカフエが熾(さか)んに進出しはじめて...
徳田秋声 「仮装人物」
...必ずしも進歩自由両派の旧形依然たるを憂へず必ずしも両派の嫉妬軋轢熾んなるを憂へず必らずしも異論群疑の紛々囂々たるを憂へず争ひは益々大なる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...では午後に屹度来ますから火を沢山熾しといて下さい...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...それには夜陰に乗じて邸ぐるみ、大砲にて砕き倒すがよい――」と、いった時、鈴の音が、人々の耳に、明瞭に聞え、つづいて「火相は、これ、煽がずして自然に燃え、無烟にして、熾盛、諸障蔽うことなし」と、叫んだ玄白斎の声が響いた...
直木三十五 「南国太平記」
...希臘(ギリシヤ)羅馬(ローマ)以降泰西(たいせい)の文学は如何ほど熾(さかん)であったにしても...
永井荷風 「妾宅」
...土間には炭火がカンカンと熾(おこ)っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...自村(むら)の人々(ひと/″\)は交代(かうたい)に残(のこ)つて熾(さかん)な火(ひ)の番(ばん)をした...
長塚節 「土」
...それほど熾烈(しれつ)に...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...鉄の扉からは今も熾んに煙が洩れた...
原民喜 「小さな村」
...熾烈極まる願望であった...
久生十蘭 「魔都」
...殊に未開人民は復讐の情が熾(さかん)であるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...世間に熾盛にして...
三木清 「親鸞」
...いかに憎惡の念の熾烈に現れてゐるかは頭腦(あたま)の惡い派にはわからないのであらうか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...大釜からは熾(さか)んなる湯気が立ちのぼっている...
吉川英治 「大岡越前」
...親鸞に道徳の言説が少ないのはむしろその絶対者への情熱の熾烈(しれつ)を語るものであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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