...彼女は自分の美貌に無疵のあると思っている...
...このピアノは無疵のコンディションである...
...彼は無疵の論理を使って、問題に対処することができた...
...この建物は地震にも無疵の耐久性を持っている...
...彼女の歌声は無疵の美しさを持っている...
...六七合目以上(ろくしちごうめいじよう)は無疵(むきづ)の圓錐形(えんすいけい)をしてゐるので富士(ふじ)を思(おも)ひ出(だ)すくらゐであるが...
今村明恒 「火山の話」
...けっして旧の無疵の皿とならぬごとく...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...なるほど石橋スパセニア(二十歳)は無疵(むきず)の溺死体(できしたい)であるが...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...すべっこい無疵(むきず)なものばかりである...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...二人は無疵で――」「逢うた...
直木三十五 「南国太平記」
...」そして其角は江戸名所の中(うち)唯ひとつ無疵(むきず)の名作は快晴の富士ばかりだとなした...
永井荷風 「日和下駄」
...無疵((むきず))な魂(もの)なぞ何処にあらう?季節(とき)が流れる...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...無疵(むきず)のままで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無疵(むきず)の美濃紙で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無疵の美しい顔に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無疵(むきず)のままで生捕りにする修業を積みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無疵のまゝでこそ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おもとの實(み)七づゝ四分と五分の無疵(むきず)の珊瑚...
長谷川時雨 「うづみ火」
...殆(ほとん)ど無疵(むきず)といっていい位...
原民喜 「廃墟から」
...かく無疵(むきず)なる聖賢を造り出だすべきや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...無疵(むきず)で昔の面影を止めているところはないでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...不思議に無疵(むきず)のまま落ちていたという曰(いわ)く付きのシロモノなんだ...
夢野久作 「怪夢」
...轢死体(れきしたい)としては珍らしく無疵(むきず)な肉体が...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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