...旦那様の御姓を無断で一字頂いて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...この少年は無断で私の足に掴まって...
谷譲次 「踊る地平線」
...無断で応じた地方新聞のコンクールに一等入選し...
壺井栄 「二十四の瞳」
...無断で三日も帰って来ず...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...そのお身なりは?」「無断で屋敷を飛び出したゆえ...
直木三十五 「南国太平記」
...後年私の全集が春陽堂から出た時「あめりか物語」と「ふらんす物語」とが初博文館の出版であつたにも係らず博文館から苦情を云はなかつたのは瀧口入道や金色夜叉などを無断でそれ/″\の全集に編入した弱身が在つた為だと云ふ話です...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...――無断で遠乗などに出たといふ廉で...
牧野信一 「初夏」
...つまり無断でコッソリと失敬したわけだ...
牧野富太郎 「植物記」
...真逆(まさか)無断で旅行する筈はないが……」浅田はふと昨夜の妻の怪しい挙動を思い出した...
松本泰 「秘められたる挿話」
...そのおれに無断で...
山本周五郎 「花も刀も」
...無断でコンナ処へ連れて来たもんですから」「実は驚いているんです...
夢野久作 「冥土行進曲」
...他人のポケットへ無断で手を入れる奴があるかという...
横光利一 「機械」
...無断で家を飛びだしたまま...
吉川英治 「江戸三国志」
...無断で家の横から中庭へはいってきた...
吉川英治 「三国志」
...無断で敵へ突いて出た武者声であるまいか」「さようかもしれませぬ」「こまッたものだ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...われらにも無断で...
吉川英治 「新書太閤記」
...命ぜられて、わが家に預かっていた北畠家の質人を、無断で、質人の子の滝川三郎兵衛に渡してしまった次第を――「彼奴(きゃつ)のそら涙にほだされて、つい、てまえ一存にて、三郎兵衛めに、貸しました...
吉川英治 「新書太閤記」
...その留守に、残る組が、また無断で、あとの桶の分を、争ッて飲みかける...
吉川英治 「新・水滸伝」
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