...」無口な野口も冗談をいった...
芥川龍之介 「一夕話」
...無口な叔父は、「残念だなあ...
太宰治 「姥捨」
...おれをこんな無口な男にさせたのは...
太宰治 「お伽草紙」
...無口な叔父はにやにや笑っていて...
徳田秋声 「足迹」
...どちらも無口な淋しそうな人柄です...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...ふだん無口な村尾がやたらに饒舌ってるとしても...
豊島与志雄 「慾」
...無口なルーダオは彼等の談話には黙々として返事もしなかったが...
中村地平 「霧の蕃社」
...穏和(おだやか)というよりもむしろ無口な彼は...
夏目漱石 「明暗」
...いろいろ訊ねてみましたが、無口なのと、ひどく用心しているらしいので、主人の祐吉からは何にも引出せません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無口な人だつたが...
堀辰雄 「炉辺」
...一体無口な男だったが...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...こんな人間ばかりのいる村で一生を暮らすとすりゃ聾(つんぼ)になりたいと勝は思うがな」無口な母親は...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...」無口な母親は、娘の言葉に輕く雷同するだけだつたが、才次が傍(はた)で聞いてゐようものなら、默つて妹に話を續けさせて置かなかつた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...無口なおとなしい青年であった...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...常は無口な母もおきえさんのこととなると余程癇にさわるとみえて...
矢田津世子 「父」
...何となくスゴイ感じのする無口な男で...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...而(さう)して無口な子が時時(ときどき)片言(こと)交りに一つより知らぬ讃美歌の「夕日は隠れて路(みち)は遥けし...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そろそろ暗闇の中の無口な魚たちへ小声ではなしかけていた...
吉川英治 「私本太平記」
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