...」無口な野口も冗談をいった...
芥川龍之介 「一夕話」
...「そうか」無口な父は微笑を苦笑いに押し包んだような顔をして言った...
有島武郎 「フランセスの顔」
...だが博士は、元来無口な人で、患者が自分の病気について深入りした質問を発するのが大嫌いのように見えた...
海野十三 「脳の中の麗人」
...されば既に還暦を越した老紳士で人柄としては無口な穏かな人でありながら...
大阪圭吉 「死の快走船」
...いつもあんなに無口なのかね...
太宰治 「お伽草紙」
...男は無口なはうがいい...
太宰治 「九月十月十一月」
...もともと無口な父は...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...アリョーシャ自身も無口なほうで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...無口ないぢらしい娘で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無口な謙遜家(けんそんか)の富岡がすつかり気に入り...
林芙美子 「浮雲」
...これでも無口なほうなんです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...やがて無口なおとなしい爺やが鍵束(かぎたば)をじゃらつかせながら帰って行き...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...灰色服を着た無口なボン奴隷が出てきたからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...生来の無口なので別に弁解もしないので...
三浦環 「お蝶夫人」
...無口なおとなしい青年であった...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...もともと無口なのか...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ご立腹か」「いわせておけば」「わが殿は無口な質(たち)だが...
吉川英治 「私本太平記」
...無口な師匠だからなあ』『この頃...
吉川英治 「山浦清麿」
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