「無何有」の意味
何もない空虚な状態
「無何有」の例文(場面別)
- 哲学・思想彼は現実を超越した無何有の境地を追求している
- 文学・詩歌冬枯れの庭に無何有の静寂が広がっていた
- 心理カウンセリング「無何有と感じる瞬間」についてクライアントと対話する
- 禅・瞑想座禅で無何有の心を体得する
小説での「無何有」の使い方
...老子は時々無何有(むかいう)の郷に仏陀(ぶつだ)と挨拶をかはせてゐる...
芥川龍之介 「西方の人」
...無何有郷裡(むかいうきやうり)の英雄なるべし...
芥川龍之介 「八宝飯」
...神思(しんし)殆(ほとん)ど無何有(むかう)の郷(さと)にあるに似たり...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...無何有(むかう)の里に入りつつも...
泉鏡花 「活人形」
...無何有郷を彷徨した...
種田山頭火 「行乞記」
...湯と酒とが無何有郷に連れていつてくれた...
種田山頭火 「旅日記」
...天外万里無何有(むかう)の郷に漂着したるの想いをなすならん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...吾輩のような碌(ろく)でなしはとうに御暇(おいとま)を頂戴して無何有郷(むかうのきょう)に帰臥(きが)してもいいはずであった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...遠く無何有の花やかな影であり...
牧野信一 「歌へる日まで」
...安らかに無何有の境に達して大鼾きをあげてゐる者がある――おそらく夢だけで消えてしまふであらう「ソクラテス学校」――そんな題名の小説を想つてゐる私が...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...頭からすつぽりと毛布を引き被つて安らかに無何有の境に達して鼾きをあげてゐる筈のGだつた...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...愚かな五体は徐ろに無何有の郷に溶けて行つた...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...眼を据えたまゝ無何有の境に...
牧野信一 「酒盗人」
...相変らずその人は無何有の奈落で安心してゐる模様であつた...
牧野信一 「心象風景」
...無何有の沖へ沖へと雪崩れを打つて消えて行つた...
牧野信一 「ゾイラス」
...私は何うしても捕へることが敵はぬ無何有の悪意地な夢が...
牧野信一 「創作生活にて」
...遠く近く無何有に煌くアンドロメダは金粉となつて降り灑ぎ僕は何も彼も忘れて...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...泥酔のあまり大活躍をして既に大分息苦し気であつた九郎はウーツと唸つたまゝ静かに無何有の境の人であつた...
牧野信一 「鎧の挿話」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の松井秀喜さん: 秋季キャンプで情報収集に徹する巨人新監督 ⚾
- 野球選手の秋山翔吾さん: 広島残留を表明し、来季も攻守で活躍を誓う。 ⚾
- 野球選手の中川圭太さん: 阪神が獲得を目指す大型FA候補の強打者 ⚾
