...割烹(かっぽう)をやったり...
芥川龍之介 「文放古」
...豆も烹(に)えたるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...可二烹而食一レ之...
高木敏雄 「比較神話学」
...隣のまちの大きい割烹店へとついでゐた...
太宰治 「陰火」
...そのうちに割烹(かっぽう)店へ...
太宰治 「おしゃれ童子」
...都下知名の紳士にして料理通を以て聞ゆる某氏は有名なる某倶楽部の割烹にも満足せざるらしく...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...この割烹店主はかつて寄宿舎の賄をしていた初見嘉四郎氏であったので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...凡ソ一物ヲ烹成セバ必ズ輔佐ヲ需(もと)ム……」又曰く...
中里介山 「大菩薩峠」
...「割烹のTな、女のくせに僕よりたんと取りよるんや...
中島敦 「かめれおん日記」
...女学校の割烹では...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...「まア、まア、お嬢様」そう言って迎えてくれた中年の夫人は、昨年猫間ヶ淵で死んだ潜水夫の配偶(つれあい)で、お高さんという――、白い割烹着に、引詰めた束髪といった、思いの外東京風の女です...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...有明荘なる松谷鶴子の家の料理場から割烹着の裾で手を拭いながら現われて来たとめという通い婆...
久生十蘭 「魔都」
...割烹等の諸藝術に付き...
福沢諭吉 「帝室論」
...茗渓楼(めいけいろう)は割烹店の最流行せる者...
正岡子規 「四百年後の東京」
...馬琴の『烹雑記(にまぜのき)』の大意にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...若烹小鮮(しょうせんをにるごとし)」という意に帰著(きちゃく)する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...少し気の利いた割烹店へ飛び込むと...
山本笑月 「明治世相百話」
...白い割烹着(かっぽうぎ)で座敷天ぷらの長箸(ながばし)を使いながらハゲ天氏がしみじみと「義仲って者も...
吉川英治 「随筆 新平家」
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