...為たい事はどし/\構はず為るさ...
伊藤野枝 「惑ひ」
...為(す)るだけの事は為る...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...亀化して、女と為る...
高木敏雄 「比較神話学」
...廿余町悉く灰燼と為る...
太宰治 「右大臣実朝」
...小にしてハ比隣の数百村大にしてハ一国の災厄と為るなり...
田中正造 「非常歎願書」
...後には誰も相手に為る者が無くなつて了つた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...侯が藩閥の範疇を脱して国民的政治家と為るの序幕は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...井上伯が嘗て官吏と為るの外には潰ぶしの利かぬ男なりと評せしほどの自然的吏人にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も西郷侯は彼れの傀儡と為る如き痴人に非ずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...どうか為るだろうと思ってます」「その外に親類はないんですか」「叔母が一人ありますがな...
夏目漱石 「それから」
...変だなんて言いがかりを為るのが余り拗(くど)いので...
羽志主水 「越後獅子」
...遂に常道を失するやうに為る...
二葉亭四迷 「未亡人と人道問題」
...「一身軽舟と為る――」と胸を拡げて歌つた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...他に季とすべき者なければやはり冬季と為るなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...相伝う鶏はもと朱氏の翁化してこれと為ると〉...
南方熊楠 「十二支考」
...さうして同志と為る弟子たちが少ない...
柳田國男 「ひじりの家」
...十五に為る孫を是から仕立てることになつたとある...
柳田國男 「ひじりの家」
...』と、又声が為る...
與謝野寛 「蓬生」
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