...財産を破壊した点から云ふと...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...エセックスの犯意を証明する点へは一歩も近づかなかった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...町々の白堊(はくあ)がさながら数限りもなく点散している島嶼(とうしょ)の群のようにも見られるのであった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...この点でこの種の映画の構成原理は最も多く連句のそれに接近するものと言わなければならない...
寺田寅彦 「映画芸術」
...だから之はブルジョア哲学の云わば正統的発展であって(この点は例えばハイデッガーなどのカトリック主義的と呼ばれているブルジョア哲学と比較して見ればよく判る)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...何処にも怪しい点は見出せなかった...
豊島与志雄 「白血球」
...光の点滅のモールスとして交索するのである...
中井正一 「映画のもつ文法」
...自分の噺(はなし)に身が入(い)って笑うのだと我点(がてん)したと見えて赤い頬に笑靨(えくぼ)をこしらえてケタケタ笑った...
夏目漱石 「倫敦消息」
...氷点下何度といふ代りに標高一万米突の崑崙山を持つて来たわけもあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...でも興業という点では単純すぎますね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...通路の終点はちょっと離れた寝室だと言う...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...夜も、ランプを点して、遅くまで夜業に耽つたことがあつた...
牧野信一 「悪筆」
...いわば二個の焼点を持った橢円形のような者であったのであります...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...高等学校時代の私は種々の点でかなり著しい対照をなしている...
三木清 「読書遍歴」
...その点も気の毒です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかもかような小さな点まで...
柳田国男 「雪国の春」
...安楽な死にかただった」おくには焦点のきまらない眼で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...自分はこれらの点について「説いてはならない」とは考えることができぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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