「炮烙」の意味
古代中国の残酷な刑罰で焼けた金属板の上を歩かせる
「炮烙」の例文(場面別)
- 歴史解説殷の紂王は『炮烙』の刑で反対者を弾圧したと『史記』に記されている。
- 文学作品その権力者の悪行は、まるで現代版炮烙のようだと批判された。
- 倫理議論炮烙のような刑罰が存在した事実は、人権意識の発達を考える上で重要だ。
小説での「炮烙」の使い方
...前垂れのはしで胡麻を煎(い)つた炮烙(ほうろく)を取り下して...
鈴木三重吉 「桑の実」
...昨夜慌(あわ)てて炮烙(ほうらく)を買いに行ったのはいいが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...昨夜慌てゝ炮烙(ほうらく)を買ひに行つたのはいゝが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...それを炮烙(ほうろく)で炒(い)ってお八つの代わりに食ったりした...
寺田寅彦 「球根」
...芝日蔭町(しばひかげちょう)に鯖(さば)をあげるお稲荷様があるかと思えば駒込(こまごめ)には炮烙(ほうろく)をあげる炮烙地蔵というのがある...
永井荷風 「日和下駄」
...頭痛を祈ってそれが癒(なお)れば御礼として炮烙をお地蔵様の頭の上に載せるのである...
永井荷風 「日和下駄」
...草鞋(わらじ)と炮烙(ほうろく)が沢山奉納してある小さなお宮がある...
永井荷風 「日和下駄」
...炮烙灸(ほうろくぎゅう)と...
夏目漱石 「門」
...火刑よりも苦しい炮烙(ほうらく)の刑にいる...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...夫(そ)れを炮烙(ほうろく)で煎(いっ)て如何(どう)云う風(ふう)にすれば出来ると云うので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...炮烙(ほうろく)...
正岡子規 「墨汁一滴」
...炮烙を捨つるは頭痛を直す呪(まじない)...
正岡子規 「墨汁一滴」
...生きながらの焦熱地獄――炮烙(ほうらく)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...荒木田守武(あらきだもりたけ)の狂歌に「宇治武者は千人ありとも炮烙(ほうろく)の槌一つにはかなはざりけり」...
南方熊楠 「十二支考」
...白胡麻ならば炮烙(ほうろく)で炒(い)って擂鉢で摺ってその中へ今取っておいた油揚の白味を入れてまた摺ります...
村井弦斎 「食道楽」
...第三炒米(いりごめ)の粥これは一旦(いったん)お米の洗ったのを乾かせて炮烙(ほうろく)でよく炒って少し塩を加えて水から気長に弱い火で煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...一人は頻(しきり)に南京豆を炮烙(ほうろく)にて炒(い)り...
村井弦斎 「食道楽」
...炮烙(ほうろく)...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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