...故に徳島を発する時は、其困苦と労働と粗喰(そしょく)と不自由と不潔とを以て、最下等の生活に当るの手初めとして、永く住み慣れたる旧宅を退き、隣地に在る穀物倉に莚(むしろ)を敷きたるままにて、鍋一つにて、飯も汁も炊き、碗二つにて最も不便極まる生活し一週間を経て、粗末なるを最も快しとして、旅行中にも此れを主張して、粗喰不潔の習慣を養成せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...御飯の炊き方について道話一則――焦げた部分――犠牲となつた部分と...
種田山頭火 「其中日記」
...明日という日は白いおまんまを炊き出して...
中里介山 「大菩薩峠」
......
野口雨情 「螢の燈台」
...お山というのは三十五六の房州者の飯炊きで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掃除と飯炊きの外には通用しさうもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一番炊(だ)きがすんで二番炊きにかかったところと見え...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...炊きだし隊長である...
火野葦平 「花と龍」
...吾人はこの胚乳を炊きて飯と成し食て以て生命を維持しつつあるなり...
牧野富太郎 「植物記」
...三時間以上置きまして御飯へは極(ご)く上等の酢と塩とを入れて炊きます...
村井弦斎 「食道楽」
...御炊上(おたきあ)げと称して小豆飯(あずきめし)三升を炊き酒一升を添え...
柳田国男 「山の人生」
...どうか起きてめしあがって下さい」炊きたての飯のあまいかおりと...
山本周五郎 「あだこ」
...石油コンロで煮炊きをするから...
山本周五郎 「季節のない街」
...――炊きたての飯に熱い汁をかけて食ううまさ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...煮炊きにも、飲料にも、藩主にはその井戸の水だけしか使わなかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それだけあれば朝の煮炊きが出来るので...
山本周五郎 「柳橋物語」
...夜だけなら煮炊きだって洗濯だって出来るし...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...飯の時には炊きたてのに...
若山牧水 「樹木とその葉」
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