...僕の家は小さい割に如何にも瀟洒と出来上つてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...瀟洒(しょうしゃ)たる服装に客たちの目を眩(くら)ましていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...第一に(この作者は指折り数えることが好きである)彼女の二十三歳の父はアメリカ風の瀟洒(しょうしゃ)たる悪漢であり...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...園は、ひろからねど、瀟洒也...
大町桂月 「春の郊外」
...新館はとても瀟洒(しょうしゃ)な明るい建物だ...
太宰治 「パンドラの匣」
...虎の皮を敷き一閑張(かんばり)の大机を据ゑたる瀟洒なる一室には...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...五室ばかりの瀟洒な家を新築して住んでいる...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...深更雨声瀟瀟...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...小説雨瀟瀟筆大に進む...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...孤影瀟然(しょうぜん)として帰来したのである...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...彼女は彼を瀟洒きわまる食堂へと導いていった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...これに瀟湘亭(しょうしょうてい)と名をつけた...
久生十蘭 「湖畔」
...私の幻想のなかには一軒の瀟洒(せうしや)な印章屋の影像が浮ぶのだつた...
宮地嘉六 「老残」
...概して瀟洒(あつさり)と都雅(みやび)であることは他(た)国人の及ぶ所で無からう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...正面には四階(しがい)とも御納戸(おなんど)色と白とで瀟洒(あつさり)とした模様が施してある...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「直指人心」の四大字がその風趣であり、「寒流帯月澄如鏡」の一行も、自ら題するごとく、戦気瀟々、肌に粟を覚えるような筆勢である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...瀟々(しょうしょう)と...
吉川英治 「源頼朝」
...事務官は若い瀟洒な金ブチ眼鏡の官吏さんであり...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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