「濁世」の意味
世の中が乱れている状態
「濁世」の例文(場面別)
- 古典文学『平家物語』の冒頭で「濁世」と表現される乱れた世相は、現代にも通じるものがある。
- ニュース解説経済誌が「コロナ後の濁世を生き抜く経営戦略」と題した特集を組んだ。
- 仏教用語「五濁悪世」の教えでは、濁世における心の保ち方が説かれている。
小説での「濁世」の使い方
...濁世を生きるとは思っていなかった...
...彼女は濁世の中国文学を専攻している...
...長期間の闘病生活の中で、彼は濁世と向き合ってきた...
...日本の歴史の中でも、濁世を生き抜いた人々がたくさんいた...
...現代社会の中でも、濁世に立ち向かう力が必要だ...
...濁世(だくせい)の都をさして行くもよし...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...濁世の都をさして行くもよし...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...濁世(だくせい)を...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...またのこのこ濁世の親御の家へ帰って泣いておわびをするなどは古今に例の無い事のようにも思われますし...
太宰治 「新釈諸国噺」
...自分は口惜しくも濁世(じょくせ)に生れ合わせて無実の讒奏を蒙(こうむ)り...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...汝(おぬし)が賣(う)りかぬる此(この)些末(さまつ)なる藥種(やくしゅ)よりも此(この)濁世(ぢょくせ)では遙(はるか)に怖(おそろ)しい人殺(ひとごろ)しをするもの...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...とうてい濁世煩悩界の人間の事業にあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ジスレリーの如き皆然らざる莫し學堂が身を濁世に處して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...濁世(だくせ)のあるゆる侵害(しんがい)からこの人を守る楯(たて)となること...
中島敦 「弟子」
...「この穢土(えど)濁世(だくせい)にこんな人達が...
「處女作の思ひ出」
...心(こゝろ)は大瀧(おほだき)にあたりて濁世(じよくせ)の垢(あか)を流(なが)さんとせし...
樋口一葉 「軒もる月」
...「しかれば穢悪濁世の群生...
三木清 「親鸞」
...これでも濁世(じょくせ)を離れる気にならぬかと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...濁世(だくせい)のうちにも...
吉川英治 「三国志」
...濁世(だくせ)のとき...
吉川英治 「三国志」
...濁世(じょくせ)のなかにも気を養うという術(すべ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...てまえは固く信じまする」末期宋朝(そうちょう)の濁世(じょくせ)にも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「大――鳴門! 大鳴門!」「濁世(じょくせ)無限の底に鳴るウ――大鳴門! 大鳴門!」「流せや濁世...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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