...曖昧(あいまい)に言葉を濁していた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...丁度濁水から泡が水面に浮き出て...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...この後者の説では地心の水は濃厚で濁っていて...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...木華開耶姫命のことや何かでお茶を濁しはしたものゝ...
石川欣一 「山を思う」
...王給諌の方では王侍御が言葉を濁すのは確かに宰相がいって何かもくろんでいるから...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...□炬燵と濁酒とうどんとカレーライス!□思索...
種田山頭火 「其中日記」
...この濁った血が新しくなれると思う...
田山花袋 「少女病」
...かりに濁音を清音と同じにしたり...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...煤煙と塵埃と人間とに濁った都会の空気を離れて...
豊島与志雄 「運命のままに」
...湯は濁っていても...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...またラ行音や濁音が語頭に立つようになった...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...水草ひと葉うかばぬ濁々たる溝(どぶ)だ...
細井和喜蔵 「モルモット」
...」などと彼は、言葉を濁して、不平さうに口を突らせたりした...
牧野信一 「鏡地獄」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...新しい濁酒(にごりざけ)を入れるには...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...」矢代は有耶無耶なことを云って言葉を濁したが...
横光利一 「旅愁」
...早く一切の濁りを二人の間から取り払いたい気持ちでいっぱいになるのだった...
横光利一 「旅愁」
...濁水の奔河(ほんが)が向って来たように...
吉川英治 「新書太閤記」
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