...これは激烈なる颱風(タイフーン)の中心に無風地帯があり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...激烈な苦痛がその苦痛とはなんの関係もない同時的印象を記憶の乾板に焼き付ける放射線のように作用する...
寺田寅彦 「自由画稿」
...そうこの建物の震動は激烈なものでなかったことがわかる...
寺田寅彦 「震災日記より」
...現代の文明を根本的に破壞せんとしたる點に於ては頗る激烈なる懷疑論者と見ることが出來る...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...激烈なる輿論の攻撃を受け...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余は日本現代の文化に対して常に激烈なる嫌悪を感ずるの余り...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...激烈な包囲攻撃やら...
中里介山 「大菩薩峠」
...世界は激烈なる鬪爭に陷らざるを得ない...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...ふたたび激烈な英米帆船の競争時代がはじまっていた...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...何か激烈なものを潜め...
北條民雄 「青年」
...この不規則に激烈な運動につれて背中の荷物は思わず跳ねあがって私の後頭部にゴツンと突き当ったり...
牧野信一 「ゼーロン」
...一面には社と社との激烈な競争によって刺戟され...
宮本百合子 「明日の言葉」
...激烈なる相互の崇敬感激...
室生犀星 「愛の詩集」
...例えば何かの激烈な情念のために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そう気がつくなり激烈なやつが襲ってくる...
山本周五郎 「季節のない街」
...「さて五六日まえに校川さんがみえました」集まりの主題になったが、みんな盃を手にしたままだし、かくべつ密談をしているような風は誰もみせなかった、「精(くわ)しいことは仰しゃりもせず、うかがいも致しませんでしたが、かねての事をいよいよ実行する御決心のようにございました、それについてわたくしに、木曽駒の買付けと、大阪の倉にある銅鉄の積み出しを、さしずしだいにとり計らうようとの御命令でございます」「それは亀阜荘さまと連絡をとったうえのことかしらん」「おれは初耳だな」平馬が不審げに首を振った、「だいいち左近さまは、まわりでそういう話がでるたびに、暴挙だと仰せられているくらいだ、高松を出て来るまでそんなはなしはなかったよ」「それは校川さま御自身でもそう仰しゃっていました、高松とはもちろん、江戸屋敷のかたがたとも別行動のようでございます」「だってそれでは挙兵の人数をどこに求めるんだろう」「わたくしにもまったく推察がつきませんけれども、ただ若狭の梅田という者が、その計画に与(あずか)っている模様でございます」「若狭の梅田、……」「ああそれは源次郎という人物だろう」平馬が大きく頷いた、「去年だったか讃岐へ来たことがある、激烈な論客で、高松とは意見が合わず、大いに憤罵(ふんば)して去った、かれならそういう事にもなにか策があるに違いない」「だがそれはさし迫っている事かしらん」「わたくしが考えますのには、殿さまの御帰藩ちゅうではないかと存じますが」「柳はいちばん近いが」と大河千吉郎がふり向いた、「なにか校川氏にそういうようすがみえなかったかね」「知らなかった、やはり水戸との和解を計り、本枝協力へもってゆくのがなによりの策だと、云っておられた」「すると身をすてるつもりだ」千吉郎は濃い髭(ひげ)の剃(そ)りあとの青々とした顎(あご)をぎゅっと噛み合せた、「高松の模様がだんだん歯痒(はがゆ)くなる、いちどでかけていって活を入れて来よう、そんなことを云われたこともあったが、校川氏の気性としてはそれさえまだるっこくなったに違いない、しかし、いま校川氏を失うことはたいへんな損害だぞ」「とめなければいかん、事を決するなら校川氏を失わずとも人間はある」大助はかれらの話を黙って聞いていたが、どうして校川宗兵衛の決心を翻(ひるが)えさせるかというところで口をんだ...
山本周五郎 「新潮記」
...父子の間で激烈な論争が交わされた...
吉川英治 「私本太平記」
...いまに老公の激烈な詰問があろう...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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