...彼等通人(つうじん)も肚(はら)の中では如何(いか)に人生の暗澹(あんたん)たるものかは心得てゐたのではないであらうか? しかもその事実を回避(くわいひ)する為に(たとひ無意識的ではあつたにもせよ)洒落(しや)れのめしてゐたのではないであらうか? 彼等の一人(ひとり)...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...暗澹たる宇宙に飛び去るところであった...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...あの暗澹たる結末に筆が及んだら...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...自由な今暗澹(あんたん)たる時を閲(けみ)している...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ闇澹たるものが彼の前に...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...吾人の住む社会は暗澹(あんたん)たるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の運命ののろうべき絶壁と暗澹(あんたん)たる光景とが現われてきた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何となく「暗澹」という文字を胸に書いてみた...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...一ツは暗澹(あんたん)たる行燈(あんどう)の火影(ほかげ)を見るの思ひあり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それで唸つたり泣たり慘澹たるものであつた...
長塚節 「開業醫」
...暗澹とした予感がどこからともなく僕に紛れ込んで来るのだ...
原民喜 「夢と人生」
...何れも暗澹たるものばかりで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...芥川氏は窓硝子越しに(その硝子の色は時にはその向うの物に實物以上に強い色を與へてゐるであらう)暗澹たる人生を眺めさせる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...肩肘張らしたる度偉い掛聲は人生を暗澹とさせるより他に効果はない...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...同じく澹に作つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...夜は惨として暗澹であった...
吉川英治 「三国志」
...暗澹(あんたん)な思いでいましたが...
吉川英治 「私本太平記」
...三河の将来を暗澹(あんたん)となって考えたりした...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
- 歌手の川村壱馬さん: 精神面の不調からの療養を経て、段階的にTHE RAMPAGEの活動を再開する 🎤
- 陸上競技選手の広中璃梨佳さん: 国内屈指の長距離ランナーで、日本郵政からユニクロへ移籍。 🏃♀️
- 野球選手の菅野智之さん: 移籍後初先発で好投も、勝利は逃す ⚾
