...みのり淺き澁きなが果(み)を...
ジョン・ミルトン John Milton 上田敏訳 「リシダス」
...行つて見ると主人公は澁い顏をして「今日初めて聞いて驚いたが...
高濱虚子 「俳諧師」
...明日午後一時省線澁谷驛のホームで逢はうと書いてきた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...仲々に澁いものがあり...
中島敦 「かめれおん日記」
...忙(いそが)し處(ところ)酷(ひで)え目(め)に逢(あ)つちやつた」勘次(かんじ)はそれでも口(くち)が澁(しぶ)つて思(おも)ふ樣(やう)にいへなかつた...
長塚節 「土」
...それが熾(さかん)に林(はやし)を燒(や)き拂(はら)うても澁(しぶ)の強(つよ)い...
長塚節 「土」
...醜い澁面(グリメエス)を私は今まで見た事がなかつたのだ...
南部修太郎 「疑惑」
...平次は荒物屋の女房の好意で日蔭にも澁茶(しぶちや)にも有り付きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...澁るのを無理に口説(くど)き落して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多分此澁紙を敷いて何かの作業をするのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...苦澁な笑ひが淀むのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...船具らしい澁引の細引を見付けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「隨分澁つて居ましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...淋しがる年でもあるまい」「でも」お春は澁(しぶ)りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自ら鏡にむかふのも氣持の惡いやうな澁紙面(しぶかみづら)をつくるにも及ばない...
長谷川時雨 「夏の女」
...且つ一層難澁な峠であつたに相違ない...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...才次は澁い顏して口を噤んだ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...澁川から沼田まで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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