...限りなき愛嬌を顏一杯に漲らして...
石川啄木 「菊池君」
...士魂商才の其商才に屬する氣分の漲つた町であつた...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...流水(りうすゐ)漲(みなぎ)り来(きた)り猶(なほ)も溢(あぶれ)て人家に入り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...かうして歩いて来たことを見てもらへるといふ悦びが明かに漲(みなぎ)つてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...今までに味ふことの出来なかつたやうな歓喜がかれの胸に漲(みなぎ)り渡つた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...松の緑葉の堆積(かさなり)が一層冴えた凉しい気分を四辺(あたり)に漲らせた...
田山録弥 「百日紅」
...雨は飛散する玻璃の粉末の如く空間に漲って電光に輝く...
長塚節 「太十と其犬」
...あなたのような声かな」「ありがとう」と云う女の眼の中(うち)には憂をこめて笑の光が漲(みな)ぎる...
夏目漱石 「一夜」
...物の憐(あわ)れの胸に漲(みなぎ)るは...
夏目漱石 「薤露行」
...人を人臭いとも思わぬ我意が漲(みなぎ)って居るのです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...想漲(みなぎ)り来(きた)って...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...その小さな家屋全体に漲つてゐて...
原民喜 「火の子供」
...栄一は部屋に漲(みなぎ)った煙を外へ出して...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...好(よ)く寐た跡のように爽快な感じが体中(からだじゅう)に漲(みなぎ)っていた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...朝の光が赫燿と漲(みなぎ)りだすような感じだ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...外は夏の明るい日がいっぱいに漲(みなぎ)っていた...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...美しい眼に一夏ぢうの思ひを漲らせてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...自分の心の全面に嘲笑と憤怒とを漲(みなぎ)らしめた...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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