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饗庭篁村 「木曾道中記」
...竹行李が二つ、柳行李が一つ、漬物樽が一つ、ストーヴが一つ、大きな風呂敷包が一つ、書棚が一つ、それ等がごつたに折り重なつた上に、簡單な机が仰向けに積んであつた...
有島武郎 「半日」
...はっきり言え」「人間の塩漬けなんで……」「樽の中身は人間だったのか」「そうなんで...
高見順 「いやな感じ」
...今夜漬けたら翌朝あたりからたべることが出来...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...身辺に酒があると、私はどうも落ちつけない、その癖あまり飲みたくはないのに飲まずにはゐられないのである、旦浦で酒造をしてゐる時、或る酒好老人がいつたことを思ひだした、――ワシは燗徳に(マヽ)酒が残つてをつてさへ、気にかゝつて寝られないのに、何と酒屋は横着な、六尺の酒桶(コガ)を並べといて平気でゐられたもんだ、――酒に『おあづけ』はない!・朝の水で洗ふ・樹影雲影に馬影もいれてこゝでしばらくとゞまるほかない山茶花の実・草を刈り草を刈りうちは夕餉のけむり・夕焼、めをとふたりでどこへゆく・いつさいがつさい芽生えてゐる樹明さんと夕飯をいつしよに食べるつもりで、待つても待つてもやつてきてくれない(草刈にいそがしかつたのだ)、待ちくたびれて一人の箸をとつた、今晩の私の食卓は、――例のかしわ、おろし大根、ひともじと茗荷、福神漬、らつきよう、――なか/\豊富である、書き添へるまでもなく、そこには儼として焼酎一本!食事中にひよつこりと清丸さん来訪、さつそく御飯をあげる(炊いてはおそくなるから母家で借りる)、お行儀のよいのに感心した、さすがに禅寺の坊ちやんである...
種田山頭火 「行乞記」
...午前は菜漬、午後は煮大根を少々食べる、なんと番茶のかんばしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...木乃伊を作るには始め塩水に死体を漬け種々の樹脂の類を塗って固めたものらしい...
寺田寅彦 「話の種」
...裏木戸の材木を漬けた堀...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...水に漬っておりましたことで...
久生十蘭 「湖畔」
...どうしても体が水に漬かつて窒息するやうな様子が見えて来ませんのでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...またいろ/\さま/″\の漬物を積み上げて巧みに御馳走らしく見せかける台の物もある...
正岡容 「大正東京錦絵」
...ヒョロの塩漬けは入りませんかア...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...最初に冬瓜を短冊に切って樽の中へ沢庵を漬けるように一側(かわ)並べては塩を沢山かけまた並べてまた塩をかけてなるたけ沢山塩を入れて沢庵漬の通りに重い圧石(おしいし)を置くのです...
村井弦斎 「食道楽」
...人はわたしを耳まで公務の中に漬けた*...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...沢庵漬(たくあん)問屋とは呼ばない...
吉川英治 「下頭橋由来」
...湯漬を掻きこみながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...金沢の卯の花漬は...
吉川英治 「河豚」
...味噌漬もいゝが、ことに梅漬がよかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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