...カントは甚だ漠然と次のようなことを暗示している...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...漠然とした幼稚なものではあったが...
石川啄木 「弓町より」
...と俺はその時まで漠然と己惚(うぬぼ)れていたのだ...
梅崎春生 「蜆」
...この將來の幻が實に漠然とした曖昧なふらふらしたものだつたのだ...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...そして「自然は簡単を愛す」と云ったような昔の形而上的な考えがまだ漠然とした形である種の科学者の頭の奥底のどこかに生き残って来た...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...ただ漠然と自由な一人っきりの境涯というくらいな意味のものだったらしい...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...漠然とした不安と恐れとに押っ被されて...
豊島与志雄 「黒点」
...ときわめて漠然とした返事しかできませんでした」「でも」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...このおそるべき単調な旅行に何かの変化が起りかけていることを漠然と示唆してくれた...
久生十蘭 「地底獣国」
...漠然とした恐怖を感じたのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...一人々々の人間ではなく街ぜんたいが漠然とした敵であった...
本庄陸男 「石狩川」
...(一月三十日)人の希望は初め漠然として大きく後漸(ようや)く小さく確実になるならひなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「何なの」「あなたのでしょう」「あら? 前かけね」「長持ちのお布団の間から出たんですよ」由子は漠然と懐しささえ感じて...
宮本百合子 「毛の指環」
...わたしは漠然と、もろもろの学芸の名称とそれらが何を論じているかを知っているが、しかしそれ以上には何も知らない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は漠然と微笑するだけで...
山本周五郎 「青べか物語」
...異端の風があるなどという漠然とした理由で...
山本周五郎 「初蕾」
...いつも漠然としてしまうその最後に浮んで来る想念は...
横光利一 「旅愁」
...漠然とこの図のように想像していたのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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