...石炭酸の香はそこから漂って来るのだった...
有島武郎 「カインの末裔」
...熟した麦の香の漂ふ夜路に...
石川啄木 「鳥影」
...何処の隅にも理性の影が漂つてゐない...
石川啄木 「葉書」
...あの頃は如何にも屏風祭らしい気分が漂っていた...
上村松園 「京のその頃」
...海月(くらげ)なす漂へる天蓋...
太宰治 「お伽草紙」
...匂(かぐ)わしい気品と香気とを漂わせているのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...愛嬌(あいきょう)のある丸顔に笑(え)みを漂(うか)べて...
徳田秋声 「新世帯」
...ほのかな光が野の上に漂っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...京都を漂浪して来た机竜之助と会うことになってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...絶望の色を漂わせていないものはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...相手を殺して人肉を食うという惨憺たる漂流をつづけ...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...大いになごやかな雰囲気を漂わせていてしかるべき一廓(いっかく)...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...バラの香りが漂っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...何か――その声だけが空にふわふわ漂ったようであった...
本庄陸男 「石狩川」
...どうかして太古に漂着して日向の海岸のその小島ばかり今も南洋の椰子棕梠を茂らせているところを見に行って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どの微笑いも満足そうな色を漂わしていた...
室生犀星 「後の日の童子」
...かりに天皇でないただの漂流人であったにしても一片の同情は禁じえなかったことだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...争われぬ病のかげが目くぼに漂(ただよ)いだしてくる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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