...大殿樣も至極御滿足で...
芥川龍之介 「地獄變」
...僕が知己の言として滿腹の感謝を以つて甘受するところである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...夜半の滿潮に打上げられた海藻の...
石川啄木 「漂泊」
...この男爵が滿洲の金貨本位を提出した時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...稻を滿載した車がガラガラと音を立てゝ通つて行く...
田山録弥 「踏査」
...かたじけないと思(おも)ふ心(こゝろ)が予(わし)と同(おな)じに滿腔(いっぱい)なら...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
... 95かくヘクトール烈々の勇氣に滿ちて退かず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...居留米人をして頗る滿足せしめたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分が面白く感じて居ればそれで滿足なのだ...
長塚節 「教師」
...意外にも婀娜な女が自分を滿足させてくれた...
長塚節 「教師」
...ほこりかも吹きあげたると見るまでに沖邊は闇し磯は白波眞白帆にいなさをうけて川尻ゆ潮の膨れにしきかへる舟いさりぶね眞帆掛けかへるさし潮の潮目搖る波ゆりのぼる見ゆ利根川の冬吐く水は冷たけれどかたへはぬるし潮目搖る波利根川は北風(かたま)いなさの吹き替へにむれてくだる帆つぎてのぼる帆滿潮河口に浸入すれば河水と相衝き小波を揚げて明に一線を畫す...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...宗助(そうすけ)には少(すく)なからぬ滿足(まんぞく)を與(あた)へた...
夏目漱石 「門」
...本當に滿ち足りた心持でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大黒屋の嫁といふ身分に滿足しきつて他のことは少しも興味も關心も持たない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不滿と不平とに胸をわくわくさせて居ながら...
平出修 「計畫」
...恰も帝室の名義中に籠城して滿天下を敵にする者の如し...
福沢諭吉 「帝室論」
...滿足させられることが出來るのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...」滿子がうつ向いて了ひ...
室生犀星 「帆の世界」
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