...一層涙を滾々(こんこん)と睫毛の縁まで溢(あふ)れさせているのでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...憤りの涙も滾(こぼ)れるのだった...
徳田秋声 「縮図」
...滾々(こん/\)として岩間より湧き出づ...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...爺(ぢい)が膳(ぜん)さかうだに滾(こぼ)して」と彼(かれ)は先刻(さつき)よりも低(ひく)い聲(こゑ)で「おとつゝあに見(み)らつたら怒(おこ)られつから」斯(か)ういつて又(また)「汝(わ)ツ等(ら)おとつゝあは怒(おこ)りつ坊(ぽ)だから」と沈(しづ)んで呟(つぶや)くやうにいつた...
長塚節 「土」
...と滾(こぼ)しました...
西尾正 「陳情書」
...其の時刻ともなれば亭主の放蕩に女らしい愚痴(ぐち)を滾(こぼ)す事すら諦らめて了い...
西尾正 「陳情書」
...女房共が騒ぐやうに何で此際女などに現(うつゝ)を抜かしてゐる筈もないのに……太郎を迎へに寄越すなんて……」自家では見せたこともない涙を滾して胸を掻きつてゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...真夜中になるとほんたうに涙を滾した...
牧野信一 「サロメと体操」
...崖の間からハラハラと水が滾(こぼ)れ落ち...
牧野信一 「出発」
...……無責人な男だなあ!」と滾した...
牧野信一 「痴日」
...私の脣に冷い月の雫が滾れる...
牧野信一 「痴想」
...身内の者に向つては腹では涙を滾して謝まつてゐるんだがな...
牧野信一 「素書」
...俺は恋の経験もないと滾(こぼ)したこともあつたが...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...彼は疊を叩いて非常に憤激して終ひには涙を滾した...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...つまらぬつまらぬと滾して国府津の海岸寄りの方へ別居した...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...嬉シキ涙ガ滾レサウニナル...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...湯が滾々(こんこん)とあふれている...
若杉鳥子 「浅間山麓」
...この留守宅の湯殿に滾々と湧いてゐる温泉に身を浸した...
若山牧水 「樹木とその葉」
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