...同時に破滅させる唯一の途(みち)じゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...いつもは滅多(めった)に負けた事のないのが...
芥川龍之介 「百合」
...Kには、物を言われないでも、君の心はよくわかっていたし、君はまた君で、自分はきれいにあきらめながらどこまでも君を芸術の捧誓者(ほうせいしゃ)たらしめたいと熱望する、Kのさびしい、自己を滅した、温(あたた)かい心の働きをしっくりと感じていたからだ...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...この摩滅作用は、非常に不思議である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...死なぬ人「さて死なぬ(不生不滅)と申すは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...容易に消滅するものに非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...ワイシャツなんぞ滅茶滅茶だ! 俺は払わんから医者の金は君が払っといてくれ!」とプリプリしながら...
橘外男 「葛根湯」
...これで破滅だと観念したら...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...すでに覆滅企てて都邑を圍み陣取りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...四十五勢観房源智は備中守師盛(のりもり)の子、小松内府重盛の孫であって、平家が滅びた後、世を憚(はばか)って母御がこれを隠していたが、建久六年十三歳の時、法然の処へ進上した...
中里介山 「法然行伝」
...そのうちにこういう漁獲の方法が絶滅する日も案外早くくるかも知れないと思って書き止めておくことにする...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...「その竹竿は」「金兵衞のところにあつた三木の物干竿が三木とも節が拔いてあつたよ」「へエー」「節を拔いた物干竿(ものほしざを)を誤魔化(ごまか)すためにあの騷ぎがあつた後は滅茶々々に洗濯物を掛けて居たのさ――おれはそれを見ると何も彼も判つたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その現在がその都度滅び行くを體驗するのみである...
波多野精一 「時と永遠」
...――滅茶苦茶に手前等は儲けやがって...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...父御(ててご)を破滅させ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...家人は滅多にやつて來ないことを知つてゐる...
室生犀星 「めたん子傳」
...享楽はそれを消滅させる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...カソリックの用いた大砲に滅ぼされた僕の先祖の城を見て下さる日のあることを想像し...
横光利一 「旅愁」
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