...われ等は流に溯りて行きぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そして今日は椹野川にそうて溯つた...
種田山頭火 「其中日記」
...初めて逆にその論理的な是非を溯源して判定されることになる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...溯源して行かなければならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...云わばこの分岐点へまで自分の自然史的時間を溯源しなければならないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この幻想的な時間溯航による間接の因果関係づけの代りに...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...フェノロサはゴンスに対するこの論文において遠く日本画発達の淵源(えんげん)に溯(さかのぼ)りてよくこれを批判したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...江戸時代に溯(さかのぼ)ってこれを見れば元禄九年に永代橋(えいたいばし)が懸(かか)って...
永井荷風 「日和下駄」
...それは妻の出生にまで溯(さかのぼ)って...
原民喜 「永遠のみどり」
...「イシカリより溯(さかのぼ)ること十里のツイシカリは伏見に等しき地となり...
本庄陸男 「石狩川」
...あるいはすでにそれ以前に溯(さかのぼ)り得るものであるが...
三木清 「科学批判の課題」
...少なくとも文化(ぶんか)文政(ぶんせい)頃までは溯(さかのぼ)ろうと思う...
柳宗悦 「工藝の道」
...これは時代を溯(さかのぼ)るほど更にはっきりした事実として現れます...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...早くとも十四世紀以前には溯(さかのぼ)り得ない...
柳田国男 「海上の道」
...やがて長江通いの日清汽船で漢口へ溯った...
柳田国男 「故郷七十年」
...痕跡の方から溯(さかのぼ)って尋ねて行くよりほかに方法がない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...川を溯(のぼ)った...
吉川英治 「大岡越前」
...――また溯(さかのぼ)って...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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