...陸にはまた溢るる水ありて空気に光もなく陸には立ち止まるべきわずかの場所もなく水には泳ぐべき少しの流動さえなかりき...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...いらつめたちの雙眼(さうがん)に溢るる涙...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「泣けよ戀人」
...こゝは漫々たる蒼波、見るからに心地よく、清風陣々として、凉氣船に溢る...
大町桂月 「月の東京灣」
...溢るる涙を袖にけして...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...ダンヌンチオの名が若い時代に若い溢るゝやうな泉を漲らして居る時であつた...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...白赤の萩溢るゝがごときに...
寺田寅彦 「半日ある記」
...*溢るるばかり壺の中神酒を充たし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...いみじき我の川流は屍體に滿ちて、溢るれば、我は聖なる大海に水を搬ぶを得べからず、汝、無慚に人を討つ、その凶暴を今止めよ、 220あゝ勇猛のアキリュウス汝は我を驚かす!』脚神速のアキリュウス答へて即ち彼に曰ふ、『スカマンダロス、天王の愛兒、汝の命のまま成るべし、されど城中にトロイア軍を追ひ攘ひ、敵ヘクト,ルと相向ひ、彼と我との勝敗を 225決する前は、驕傲の彼らを殺すこと止(や)めず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...水美はしく*二筋に溢るゝほとり來り着く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...何か溢るる如きものがあった...
中井正一 「地方文化運動報告」
...それでも井堰(いせき)を溢るる出水のように...
中里介山 「大菩薩峠」
...溢るる浴泉をあびて...
平出修 「計画」
...彼女に溢るゝばかりの感謝を覚へてゐた...
牧野信一 「階段」
...就中伎翁には本格の時代味感溢るる佳吟が少くない...
正岡容 「大正東京錦絵」
...頬嚢(きょうのう)に溢るるばかり詰め込んだ後多くの穂を脇に挟(はさ)む...
南方熊楠 「十二支考」
...紳士は溢るるばかりの愛嬌を見せて徳市に云った...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...あの売女奴(ばいため)を身請(みうけ)しよう」千六は感激に溢るる涙を拭いもあえず首肯(うなず)いた...
夢野久作 「名娼満月」
...溢るるほどの食糧を人間に提供していようとは! ここに於て熱帯に人が住めぬという理論は完全に崩壊したのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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