...彼の細君の溌剌(はつらつ)たる才気は...
芥川龍之介 「開化の良人」
...なかなか悧溌(りはつ)な児(こ)でございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...溌剌(はつらつ)と言(い)ふのは此(これ)であらう...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...例の溌剌たるお嬢さんがたを全部...
海野十三 「暗号音盤事件」
...或いは事実そこに腕のような活溌なものが生えていたのかもしれない...
海野十三 「三人の双生児」
...もうもとの溌剌(はつらつ)さに立ち復(かえ)ることは出来まいかと思えたのに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あの活溌(かっぱつ)なマックセンネットのベージング・ガールたちを想(おも)い出さずにはいられませんでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...それが衰弱と睡眠のためにけだるく弛緩(しかん)した神経を溌剌(はつらつ)と生気づける...
中勘助 「胆石」
...溌剌(はつらつ)としてをりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...溌剌たる威勢でしたよ...
久生十蘭 「金狼」
...至極(しごく)活溌にてありながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...きわめて溌剌とした調子で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...人間が七日間同じ精神の緊張度と活溌な神経活動では働き通せないという事実を示している...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...活溌な有機的関係によって相互的に各面が豊饒(ほうじょう)になりつつあること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして活溌で男性的で大胆であつた...
村山槐多 「殺人行者」
...ついにその身を傷つけたあの溌剌を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後醍醐(ごだいご)のお動きはいよいよ活溌で...
吉川英治 「私本太平記」
...外に向って相当に活溌な働きを見せていたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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