...潮の満ちるに従って這入って来る水なら...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...書道興って悪筆天下に満ちるの観があるので自戒のため此を書きつけて置く...
高村光太郎 「書について」
...悪声が四辺に満ちるほど...
高村光太郎 「智恵子抄」
...悪声が四辺に満ちるほど...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...宇宙的感覚のようなものが胸一ぱいに満ちるのであった...
高村光太郎 「山の秋」
...お前は手桶に水の満ちるのをじつと立つて見てゐたぢやないか……あの時分はまだ若かつたな!』『本当にあの時は嬉しかつた...
田山録弥 「ある日」
...落ちた花は朽ち腐れて一種甘いような強い香気が小庭に満ちる...
寺田寅彦 「花物語」
...いつでも涼風が胸に満ちるような気がするのである...
寺田寅彦 「涼味数題」
...黄色を帯びた地上に満ちると...
豊島与志雄 「秋の幻」
...若者の入門は冬に月が満ちる幸先の良い日にバラモンの出席のもとに行われる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...恐らく人を動かす感情で満ちる点で...
野口米次郎 「能楽論」
...ただの一国民たとえば英蘭人で充ち満ちるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...手漉きの和紙はいつだとて魅力に満ちる...
柳宗悦 「和紙の美」
...遺憾なく延び満ちる姿の恐怖というものも...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...湯気が満ちると、彼らの顔は赤くなって伸縮した...
横光利一 「街の底」
...夏の湖畔は何(ど)れ丈(だけ)豊麗な風致に満ちるのだか知れないと思つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...京洛(きょうらく)に満ちる源氏の輩(ともがら)が...
吉川英治 「親鸞」
...「…………」胃に満ちるまで飲んでから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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