...犯行時間に確実なる現場不在証明(アリバイ)をなし得る人間は九十名近い人達の中で二十名とあるまい」「この証拠湮滅(しょうこいんめつ)は...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...それに依ると本書の初版は全く湮滅した...
辰野隆 「書狼書豚」
...罪証湮滅や逃亡の恐れある被疑者も亦無論そうである...
戸坂潤 「社会時評」
...世の革(あらたま)るにつれて今や全く湮滅し尽したものである...
永井荷風 「巷の声」
...乃(すなわ)ち私の稚時の古跡はもう影も形もなくこの浮世からは湮滅(いんめつ)してしまったのだ……*寺院と称する大きな美術の製作は偉大な力を以てその所在の土地に動しがたい或る特色を生ぜしめる...
永井荷風 「伝通院」
...始皇帝(しこうてい)の反文化政策によって湮滅(いんめつ)しあるいは隠匿(いんとく)されていた書物がようやく世に行なわれはじめ...
中島敦 「李陵」
...盖此書の編者回護の途なきよりして事實を湮滅したるものなり吾妻鏡の北條氏の爲に辯護し屡曲筆に陷ること如此なるよりして見れば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...賄賂をとって証拠湮滅(いんめつ)をはかったのだろうなどと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ひっ攫ッて湮滅してしまいたいところなんで……あなたのことだから...
久生十蘭 「ノア」
...容疑者の自殺は証拠湮滅の企図があるのだと解釈されるのです……あなたにしたって...
久生十蘭 「肌色の月」
...かくの如き偉人の事業を湮滅(いんめつ)せしめるのは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...いまは本元の名古屋へ行つても殆んど湮滅してしまつたらうが...
正岡容 「寄席風流」
...疑問は史料の湮滅(いんめつ)したるより生ずるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし若し三種の書が未だ全く湮滅(いんめつ)せずにゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...焉んぞ能く名聲を後世に施して湮沒せざることを得可けんや...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...漸次湮滅(いんめつ)してゆく東洋の古藝術のために...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いかにして屍体を湮滅(いんめつ)してしまうか――それにこの場合は焦点がしぼられているのだ...
山川方夫 「ロンリー・マン」
...彼らはあわてていろいろな物を湮滅(いんめつ)した...
吉川英治 「新書太閤記」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
