...神湊海岸砂にあしあとのどこまでつづく晴れるほどに曇るほどに波のたはむれゆく春の夜のどこかで時計鳴る遠く来てひでり雲ちぎれちぎれ六月一日曇...
種田山頭火 「松山日記」
...大湊(おおみなと)へ碇(いかり)を卸(おろ)した十六反(たん)の船がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊勢の大湊の船大工与兵衛の宅で会った盲目(めくら)の武士...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだもんだから俺らは大湊へ逃げたんだね...
中里介山 「大菩薩峠」
...奥湊へ行ってみると...
久生十蘭 「奥の海」
...午時越前敦賀湊へ著船...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...物質論者のランゲの謂(い)う湊合(そうごう)が加わっている...
森鴎外 「かのように」
...十七わたくしは以上の事實の斷片を湊合(そうがふ)して...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...駿河の清水湊も『新風土記』によればもとは浜清水と呼び...
柳田國男 「地名の研究」
...より/\これから所々を行きめぐって寛政九年の正月には西津軽郡深浦の湊にいたことが...
柳田国男 「雪国の春」
...第一には筑前の岡の湊すなわち蘆屋を中心とした現在の遠賀(おんが)郡の海角である...
柳田国男 「雪国の春」
...兼てから湊屋仁三郎と水野某を保証人として何千円かの生命保険に加入していた...
夢野久作 「近世快人伝」
...通夜の晩などに湊屋が来ると...
夢野久作 「近世快人伝」
...枕頭に集まる者は湊屋の生前の親友であった魚市場と青物市場の連中ばかりで...
夢野久作 「近世快人伝」
...湊屋仁三郎の余命がモウ幾何(いくばく)もない...
夢野久作 「近世快人伝」
...藤田等は十月那珂湊を脱して下野に入り...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...明日の海上の風向きは」船出は高砂ノ湊の予定である...
吉川英治 「私本太平記」
...湊川の水を毎日汲んでいて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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