「渾名」の意味
あだ名
「渾名」の例文(場面別)
- 日常会話彼は子供の頃から「チビ」という渾名で呼ばれている。
- 学校クラスメートは彼を「博士」という渾名で呼んでいる。
- スポーツ彼は「スピードスター」という渾名でチーム内で知られている。
- ビジネス彼は「アイデアマン」という渾名で社内で有名だ。
小説での「渾名」の使い方
...彼の渾名は「ジョン」です...
...あなたの渾名を教えてください...
...私の渾名は「ピカチュウ」です...
...彼女は渾名を使ってもいいと言っていました...
...渾名と本名、どちらを呼んだらいいのか迷いますね...
...完(まった)くこの忠諫(ちゅうかん)を進める所から来た渾名(あだな)である...
芥川龍之介 「忠義」
...渾名(あだな)に呼ばれた海雀(うみすずめ)よ...
泉鏡花 「海異記」
...メダルの模様から思いついた『ヴィーナス』という渾名(あだな)を使っていた程ではないか...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...オールド・モータリティと渾名されたロバート・パタースン〔一七一五―一八〇一年...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...抑(そもそ)もこのペン即ち内の下女なるペンに何故(なにゆえ)我輩がこの渾名を呈したかというと彼は舌が短かすぎるのか長すぎるのか呂律(ろれつ)が少々廻り兼ねる善人なる故に I beg your pardon という代りに...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「小滝」という渾名(あだな)をつけられてしまったのである...
田山花袋 「田舎教師」
...又一の渾名(あだな)が本名となった祖先の勇武の血をついでいる男だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれは鳥じゃと渾名(あだな)すると同じようなものだのう...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...おれはこの時からこの坊主に山嵐(やまあらし)という渾名(あだな)をつけてやった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...近所で後架先生(こうかせんせい)と渾名(あだな)をつけられているにも関せず一向(いっこう)平気なもので...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「坊ちゃん」の中に赤シャツという渾名(あだな)をもっている人があるが...
夏目漱石 「私の個人主義」
...ジャック・コラン、渾名は不死身、この男は三つの刑務所の囚人達から全面的な信頼を得ていました...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...彼が彼女を“ペールラシェーズのヴィーナス”と渾名したことが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いつも渾名の方が先にたってカアカアと鴉みたいな鳴声を出して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...親無しペトゥローといふ渾名で呼ばれてゐる作男がひとりゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...優善には屁(へ)の糟(かす)という渾名(あだな)をさえ附けていたそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...これはお爺いさんが為めにする所あって布団をまくるのだと思って附けた渾名(あだな)である...
森鴎外 「心中」
...若侍たちはかげで「鼻」という渾名(あだな)で呼んでいた...
山本周五郎 「ひとごろし」
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