「温顔」の意味
優しい表情
「温顔」の例文(場面別)
- 日常会話彼はいつも温顔で接してくれるので、話しやすい。
- ビジネス上司の温顔のおかげで、プレゼンテーションがうまくいった。
- 文学彼女の温顔は、まるで春の日差しのようだった。
小説での「温顔」の使い方
...彼女はいつも温顔で接してくれる...
...ビジネスの場でも、温顔で接することが大切だ...
...彼は温顔で相手を立てるのがうまい...
...温顔で笑っていると、周りもほっこりする...
...温顔で言葉をかけるだけで、人を元気づけることができる...
...静寂なる汝の温顔に忍耐より来る汝の微笑は千百の説教に勝(まさり)て力あるものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...玉のような温顔をもって迎えるのであった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...こちらの面倒を見てらっしゃるんですか」まだ? と相手は温顔に苦笑を浮べて...
高見順 「いやな感じ」
...いつもかはらぬ温顔温情の持主である...
種田山頭火 「行乞記」
...おっとりした温顔だった...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...抜いて見せてくれないか」「見せ物にするために差した刀ではござらぬ」「とにかく抜いて見せ給え」「見せるために抜くべきものではござらぬ」「それを見たいのだ」今まではかなり温顔にあしらっていた役人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...いままで温顔をもって接していた司法主任は...
久生十蘭 「金狼」
...礼儀を乱さず温顔以て之に接して侮(あなど)ることなきと同時に...
福沢諭吉 「新女大学」
...警部の温顔(おんがん)俄(にわか)に厳(いか)めしうなりて...
福田英子 「妾の半生涯」
...では元々さういふ温顔なのかと想ふと大違ひで...
牧野信一 「鬼涙村」
...即ち六根!」今迄温顔をたゝへてゐた先生の容貌は...
牧野信一 「貧しき日録」
...程の好い温顔に立ち反つて...
牧野信一 「貧しき日録」
...久しぶりであなたの優しい温顔に接し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この温顔善弁の徳とに由るならんか...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...いくら好きな美人であろうとそれがしの意(こころ)をとらえるには足りません」温顔に笑みを含んで聞いていた玄徳は...
吉川英治 「三国志」
...まず温顔を向けてから...
吉川英治 「新書太閤記」
...落ち目となると、てもなく弱い本質を出して、貧(ひん)すれば鈍(どん)するという諺(ことわざ)どおりに成り落ちる人間もあるし、また反対に、逆境に立つや、なお持ち前の生命力の充溢(じゅういつ)を示して、逆境いよいよその人の深い所の素質をゆかしく湛(たた)えて見せ、この人や逆境にいて逆境を知らず、逆境を愛してすらいるのではないかと、疑われるほど、常に、温顔ゆたかに、微笑をわすれぬ人間もある...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのくせ微笑(ほほえ)んでいるような温顔でもあった...
吉川英治 「人間山水図巻」
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