「温気」の意味
温かい空気
「温気」の例文(場面別)
- 日常会話冬の朝、窓を開けると外の冷気と部屋の温気が混ざり合った。
- 文学・詩歌春の訪れを告げるように、土から立ち上る温気が頬を撫でた。
- 科学・気象火山地帯では地中から湧き上がる温気によって周辺の生態系が形成されることがある。
小説での「温気」の使い方
...この頃の温気(うんき)に中(あ)てられたせいか...
芥川龍之介 「酒虫」
...この温気(うんき)だと...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...動物の温気に満ちていた牛舎が...
伊藤左千夫 「去年」
...温湯および温気の浴場が記述されている...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...四辺(あたり)の温気(うんき)でついうと/\と居睡(ゐねむり)を始めた...
薄田泣菫 「茶話」
...それは空気の泡が温気のために大いに膨脹し...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...温気が館内に立ち罩めていた...
豊島与志雄 「生あらば」
...むんむん温気を立てている...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...種子の芽ぐみ卵の孵る温気にじっとりと汗ばんで...
豊島与志雄 「春の幻」
...陽炎の立つ大地の温気と...
豊島与志雄 「真夏の幻影」
...そこで温気と寒気との相尅(そうこく)が出来まして...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ道也先生がこの一点の温気(おんき)なき陋室(ろうしつ)に...
夏目漱石 「野分」
...水なしにお砂糖を少し入れて最初は蛍(ほたる)のようなトロ火へかけておくとその温気(あたたまり)で林檎から汁が出て鍋一杯になります...
村井弦斎 「食道楽」
...その温気にて型と菓子と分離するなり...
村井弦斎 「食道楽」
...残りの温気だけをコタツとして利用したのである...
柳田国男 「雪国の春」
...温気(うんき)を混ぜた南風(みなみかぜ)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...曇りたる日の温気(うんき)は油(あぶら)障子の中にある如(ごと)し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...去年(こぞ)までは花皆がおのが香と温気とに呼吸(いき)ぐるしきまでに酔ひつゝ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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