...」――その癖僕にかう言つた人は僕の知つてゐる人々のうちでも一番温厚な好紳士だつた...
芥川龍之介 「貝殼」
...温厚な君子然とした心持を懐いて...
豊島与志雄 「電車停留場」
...この二人しか、一人前に、用いられぬとは――)斉彬の、温厚な、だが、肚のすわった、そして、立派な――広い知識と、高い見識とを思い出すと、筒井政憲の顔を見るのさえ、厭になってきた...
直木三十五 「南国太平記」
...引込んでおいでなさい」そう言って温厚なのは離れて弁信をなだめているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...温厚なチャイコフスキーもさすがに腹(はら)に据えかねて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...日が日だから温厚な万屋和助もさすがに迷惑そうな顔をしたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...日ごろ温厚な大庭春吉も...
火野葦平 「花と龍」
...温厚な文筆名士のフィリックス氏を大いに満足させた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...あの温厚な科学者風の...
牧野信一 「或るハイカーの記」
...温厚な人格者たる某大阪文化研究者の書庫から愛蔵の稀書を借り出して売り払っては酒に代えてしまったこともあった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...鳶色の温厚な顔に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...見たとこは極く温厚な学者でしたよ...
三好十郎 「樹氷」
...この温厚な若い雑誌記者の眉がぴりぴりふるえた...
室生犀星 「芥川の原稿」
...きわめて温厚な紳士であらせられるその兄君の御依頼によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私も承知をしたことだ」と父はいつもの温厚な調子で云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...何の同情もお持ちにならないとみえる」「…………」魯粛の温厚なる抗議には...
吉川英治 「三国志」
...声までが低めで温厚な女性音をふくんでいる...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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