...「日は暮れるし、腹は減るし、その上もうどこへ行っても、泊めてくれる所はなさそうだし――こんな思いをして生きている位なら、一そ川へでも身を投げて、死んでしまった方がましかも知れない」杜子春はひとりさっきから、こんな取りとめもないことを思いめぐらしていたのです...
芥川龍之介 「杜子春」
...一念深く省作を思うの情は増すことはあるとも減ることはない...
伊藤左千夫 「春の潮」
...翻訳して価値の減る文化はロクな文化ではないのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ガソリンの消費量も減るし...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...墨と硯との場合のように一方が磨り減る場合は...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...この先結婚をする女はだんだん減るだろう...
夏目漱石 「野分」
...気の減るほどハンドルを廻して...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...隨分腹が減るぜ」八五郎が寒天に大汗を掻いて飛込んだのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...秋の夜は腹が減るもんだからなあ...
火野葦平 「花と龍」
...明日からこの世の中での頼る人がまたひとり減るのかと思えば...
正岡容 「寄席」
...しかしそれだからといってこの別離の苦痛が減るというものではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...綜合雑誌もずっと減るでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...水分が減ると堅くなってしまう...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...女の役目は減る一方であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これは別としても都会人は減るのが当り前だそうである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...キチガイだって腹は減るんだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...腹は減るし、寒さは迫るし、夜の更けるほど、雨は数日の雪を真っ黒に降り流す...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頃来ハーフのコースもついに回りがたくなり、食欲、体重、すべて減る...
吉川英治 「年譜」
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