...煙客翁の賞讃が渋りがちになった時...
芥川龍之介 「秋山図」
...渋りがちな筆がいくらもはかどらないうちに...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...作者の筆は渋りがちである...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...二枚書けば忽(たちまち)筆渋りて癇癪(かんしゃく)ばかり起り申候間まづ/\当分は養痾(ようあ)に事寄せ何も書かぬ覚悟にて唯折節(おりふし)若き頃読耽(よみふけ)りたる書冊(しょさつ)埒(らち)もなく読返して僅(わずか)に無聊(ぶりょう)を慰めをり候次第に御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...自分は渋りながら...
夏目漱石 「行人」
...私は次に出すべき文句も少し渋りました...
夏目漱石 「こころ」
...やっとの思いで渋りながら低い奴を少々出すと驚いた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...半十郎はさすがに渋りましたが...
野村胡堂 「江戸の火術」
...ガラッ八も最初は渋りましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お余乃は一応も二応も渋りましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し渋りながら答えた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...島田や光井での経験を思い出すと気が渋ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...九郎右衛門は渋りながら下関から舟に乗って...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...徹夜だったんですよ」寝衣の前をかき合せて慶太郎が渋りながら降りてきた...
矢田津世子 「女心拾遺」
...渋りきった顔のまま仕方なく店の前から立ち去った...
横光利一 「旅愁」
...妙に塩野の受け答えが渋りがちにっかえ...
横光利一 「旅愁」
...また腹が渋り出して...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿女(あま)め」腹の渋りだすたびに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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