...私は咽喉(のど)の渇きに苦しめられかけて来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...いらだたしげに扇を掌に握り緊めながら激しい渇きを覚えた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...なぜなら確かに、これら渇き、飢え、苦痛、等々の感覚は、精神と身体との結合と、いわば混合とから生じた或る不分明な思惟の仕方にほかならないから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かの精神に渇きの感覚をもたらすのをつねとするのと同じ咽喉の乾きに悩み...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...喉の渇きが甚しかったのである...
豊島与志雄 「ヒロシマの声」
...その渇きは水甕(みずがめ)よりもむしろ酒びんをほしがるような類(たぐ)いのものだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それがために血に渇(かわ)いている心の渇きは...
中里介山 「大菩薩峠」
...龍之助はそれを聞くと、恐ろしい渇きに、喉が爛(ただ)れるようになって居ることに気づきました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...烈烈たる日かなわれこの停車場に來りて口の渇きにたへずいづこに氷を喰(は)まむとして賣る店を見ずばうばうたる麥の遠きに連なりながれたり...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...げにけふの思ひは惱みに暗くそはおもたく沼地に渇きて苦痛なりいづこに空虚のみつべきありや風なき野道に遊戲をすてよわれらの生活は失踪せり...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...ああ秋も暮れゆくこのままに故郷にて朽つる我にてはよもあらじ草の根を噛みつつゆくものどの渇きをこらへんためぞ畠より疲れて歸り停車場の裏手なる便所のほとりにたたずめり日はシグナルにうす赤く今日の晝餉に何をたうべむ(故郷前橋にて)...
萩原朔太郎 「晩秋哀語」
...町の小唄音楽に却つて心の渇きを充たして居るといふのは...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...渇きや飢えのような...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...その渇きを静め得るのは赤い血の飲みものばかりであった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...飲めば渇きがとまる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々はそういう渇きあるがために卑しい手段も用い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...のどの渇きを覚えたところへ...
吉川英治 「平の将門」
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