...『喉が渇いて渇いて...
石川啄木 「菊池君」
...くちびるは胸のほのほに渇きたり...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...彼の渇仰するものである――そう彼は宣言した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...なほまた、苦痛と快樂とのほか、私はまた私のうちに飢、渇、及び他のこの種の欲望を、同じくまた歡びへの、悲しみへの、怒りへの、或る身體的傾向性及び他のこれに類する情念を感覺した...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...蛟竜池底を出でて淵に躍る前後は度々賞讚と渇仰の言を呈したこともあります...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...どうか青い空に息づきたいという思いに渇(かわ)いていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...喉の渇いてる者にとっての水...
豊島与志雄 「必要以上のもの」
...咽喉(のど)の渇(かわ)きも冷きものは口に入るること能(あた)はざれば...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...そうしてその驚ろきも喜びも、飢渇も慾望も、一々真(しん)その物の発現であった...
夏目漱石 「明暗」
...かつてその天才の泉の涸渇(こかつ)する気色も見せなかった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...いやですぜ」「いかに渇しても...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ただもう人のものを掠め盗って当座の渇命(かつめい)を医そうとするばかり...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...私は喉が渇(かわ)いてゐたから水は飮んだけれども...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...――山汗は蒙古語にて興安嶺の意なり――熱河冷タク血ニ渇イテ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...渇(かわ)いている喉へ水でも流しこむように...
吉川英治 「三国志」
...しばしは口の唾液(だえき)を待つような渇(かわ)きにカスれがちである...
吉川英治 「私本太平記」
...……ああ喉(のど)が渇(かわ)いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ああいう山国でサカナに渇(かつ)えていたせいもあろうが...
笠信太郎 「乳と蜜の流れる地」
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