...僕は喉(のど)が渇(かわ)いていたから...
芥川龍之介 「奇遇」
...何でも喉の渇いたため...
芥川龍之介 「谷崎潤一郎氏」
...此の飢ゑや渇きの欲望がどんなに激しいと云つても...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...喉が渇いてゐて、こんな應對をしてゐるのさへ舌がくツ付き氣味であつたのだが、第一に何だかきたならしいやうな氣がした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...七月の暑さと渇きとを予想する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...――その晩は妙に私は喉が渇いていた...
豊島与志雄 「蠱惑」
...喉(のど)が渇いていた...
豊島与志雄 「反抗」
...血に渇(かわ)いていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...飢渇が目前に迫るやうになりました...
長塚節 「教師」
...それが彼の良心の渇きで...
中原中也 「高橋新吉論」
...渇きを特別に満たす場所はないのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...わが脣の渇きをいやす杯なる彼はいずこ」とああカアルよ...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...山の持つ美への渇仰――...
松濤明 「山想う心」
...広くもない地球の上で、幾千万と云う人間が、飢え渇え、獣物にまで成り下っている有様は、万の王宮を以て償えないディスグレースではないだろうか...
宮本百合子 「アワァビット」
...絶えず美に対する渇仰が心に湧いて居るのである...
宮本百合子 「雨滴」
...山上の軍馬は渇(かつ)に苦しみ出した...
吉川英治 「三国志」
...口は鞴(ふいご)みたいに渇いた呼吸(いき)を大きくする...
吉川英治 「松のや露八」
...虚栄の渇仰はいよいよ強となる...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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