「深味」の意味
深い味わいや意味があること
「深味」の例文(場面別)
- 文学・芸術この詩は深味があり、何度読んでも新しい発見がある。
- ビジネス彼のプレゼンテーションには深味があり、説得力が増した。
- 日常会話この料理は深味があって、とても美味しい。
小説での「深味」の使い方
...從來の日本建築に比して今少しく暗く今少しく深味のある光を採る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...あがきのとれない生活の深味にはいったことを...
伊藤野枝 「転機」
...また深味と強みが態度の上に出て来るといゝと思ひます...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人々(野依秀一、中村弧月印象録)」
...なるべく深味のところを選んで私は船を着けた...
大阪圭吉 「死の快走船」
...だんだん深味に足を踏み込んで取返しのつかぬ始末となるのです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...限られた日本の生活の深味のない事がしみじみ感じられます...
永井荷風 「監獄署の裏」
...曲もモーツァルトの晩年を特色づける深味がある...
野村胡堂 「楽聖物語」
...あるいは澱(よど)む深味へ風が過ぎてゆくようになったりする音色(ねいろ)は...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...なんともいえない深味のある微笑を浮べながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...その容貌は自然そのもののごとくに深味をもっているが...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...深味のある声で答えました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...深味のある声で言いましたが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...深味につき落したのも...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...昔よりも深味のできた品のよい所が見え...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...簡単にやまと琴という名をつけられながら無限の深味のあるものなのですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...深味がなかろうと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ことに秋の水は銘刀(めいとう)の深味(ふかみ)ある色にさえたとえられている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...深味のある錵(にえ)の色に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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