...その善惡混淆の度に於いて等量であると假定しても...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...燃え切った太陽が『渾沌と混淆する』ことによって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...即ち此の善悪混淆...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...それが數百年經つてから神佛混淆して...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...広義に於ける芸術乃至技術(Ars ― Art ― Kunst)とどれ程未分な又は混淆した状態にあったかを示している...
戸坂潤 「科学論」
...それはもはや救うべからざる混淆となるのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...封建性に由来する官僚的・軍閥的・勢力との混淆・妥協によって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...左翼の文学運動は今ではいくつかの編集中枢に分散し、時によっては左翼文学運動とは何の意識的な連りさえもない文学分子と、混淆している...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...真実の苦情と虚偽の感情とのその混淆(こんこう)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...例へば今文學家の或人の言ふ如く周禮の中に眞僞混淆した材料が含まれてゐるのと大なる差異がない...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...竃鬼が貌を現じた催眠術様の怪異なことが混淆して」くるのも...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...地下室に特有な冷湿な風と馬尿の匂いが複雑に混淆して...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...或は偶然の形に妨げられ或は他の意と混淆しありて容易には解(わか)るものにあらず...
二葉亭四迷 「小説総論」
...多くは玉石混淆(こんこう)せり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...怒と焦躁とが絶えず混淆してゐる...
三木清 「人生論ノート」
...神仏混淆(こんこう)で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...漢末より隋唐に至るまでの間には再び大仕掛けな民族混淆に逢っている...
和辻哲郎 「孔子」
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