...「返事は?」「はい」「涼みに出る時節でもないし...
直木三十五 「南国太平記」
...夏涼みの市民に対して八日間ぶっつづけのデモンストレーションでもあった...
中井正一 「地方文化運動報告」
...肉を脱いで骨だけで涼みたいものだと英吉利(イギリス)のシドニー・スミスとか云う人が苦しがったと云う話があるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一晩龍馬と二人でぶら/\涼みがてら散歩に出掛けまして...
楢崎龍、川田雪山 「千里の駒後日譚拾遺」
...涼みの一行に立交っていた幇間(ほうかん)の金兵衛です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「親分、今年の花見は町内に忌引(きびき)や取込みがあって、ろくな工夫もなかったが、その代り川開きの晩は、涼み船を出して、大川を芸尽しで漕(こ)ぎ廻そうという寸法さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幸い通り掛った他の涼み船の船頭に引上げられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...涼み船から落されたお政を救い上げたのは又次郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...涼み櫓(やぐら)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川いっぱいの涼み船は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...涼みの客で一杯である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夕涼みがてらの散歩の人々で西河岸通りはいつものやうに賑つて居た...
牧野信一 「秋雨の絶間」
...栄一を伴れて外の方へ涼みに出かけた...
牧野信一 「毒気」
...夜よく涼みに私をつれて行ってくれた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...涼みながら話したり...
山本周五郎 「青べか物語」
...まだ日なかじゃないか」「急ぐ旅でもありませんから」「……ふん」「どうですか暮れたら恋瀬川のふちで夜涼みに一盃やりませんか」「いま出した手紙で客が来るだろうと思うから...
山本周五郎 「新潮記」
...船を突っ放しますぜ」涼みごしらえの山一丸で...
吉川英治 「剣難女難」
...お涼みくださいませ」水団扇(みずうちわ)だの...
吉川英治 「松のや露八」
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