...第一の楽人(ことば)日がくれて山かげは暗くなる榛のかれ葉が井戸の涸れた床をなかば埋めてゐる井戸の守りはそのそばの灰いろのふる石に腰かけてゐる涸れたみづ床を掘るにつかれて落葉をかき集めるに疲れてゐる彼の女のおもい眼は何も見ず...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「鷹の井戸(一幕)」
...生絹やどうさ引やと湯引とでは丁度新しい絹と涸らしたのとの違い程の感じがあるように思われます...
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」
...それに前に涸沢の谷の落ちてゆくのが見えるだけで...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...自分たちは丁度北穂高の頂(いただき)から涸沢のカールの方へ下りてきたのだった...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...僕の青春は乾涸びかけてしまった...
辻潤 「ふもれすく」
...収入の源は涸(か)れ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まだきにやまべの串をもてきて呉れたるを鬼怒川のやまべ燒串うまけれどこゝろなの人やけふ持ちて來し鬼怒川の夏涸水のぬるき瀬にやまべとるらむみにも行かめど暑さはげしければ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...ちょうど乾涸(ひから)びた糒(ほしい)のようなもので一粒(ひとつぶ)一粒に孤立しているのだから根ッから面白くないでしょう...
夏目漱石 「道楽と職業」
...……諸君はトランクに縛られた憐れなプロメテウスを想像してくださることができるだらうか?なほつづく飢餓と涸渇と疲勞と困憊の一時間……二時間……三時間……四時間……列車は暗黒の中を駈けて行く...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...町役人が聲を涸らして追つ拂つても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わがはぐくみしいろぐさのはや涸れぬとぞ...
萩原朔太郎 「浮名」
...杏の花のどんよりとした季節のころにああ私は家を出で なにの學問を學んできたかむなしく青春はうしなはれて戀も 名譽も 空想も みんな泥柳の牆(かき)に涸れてしまつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...水の涸(か)れたひろい河原の向うに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...涸(か)れもせず...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...彼はやたらに涙を流す人かあるいは一滴の涙さえ涸(か)れ尽してしまった人かである...
三木清 「語られざる哲学」
...精気を涸(か)らす」「それは...
山本周五郎 「山彦乙女」
...夜とともに涸(か)れてゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...道は、その日の午後、やっと一つの山の小道へかかったが、木々の葉は萎(な)えて、風は死し、谷はあるが、水は涸(か)れ、岩は干割(ひわ)れして、滴(したた)る清水の一ト雫(しずく)もない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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