...「何がそんなに面白いかえ」……かう消魂しく叫んで手古奈に走り寄つたは...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...この時の音は少し消魂敷(けたたまし)い...
岩村透 「不吉の音と学士会院の鐘」
...消魂(けたたま)しい夕刊売りの鈴の音が響いていた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...ジャン/\/\/\という消魂(けたたま)しい※(こす)り半鐘の音が起った...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...遠く消魂(けたたま)しく私を呼ぶ乳母の声...
永井荷風 「狐」
...消魂しく吠え出す飼犬の声もなく...
永井荷風 「狐」
...月明るく 今夜消魂(しょうこん)の客昨日紅楼爛酔人...
永井荷風 「夏の町」
...消魂(けたたま)しい声...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...火事だあ」消魂(けたたま)しく叫んで...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...院中上下消魂云々爰に至りて分身の數更に二個を増して一は北陸にあり一は京師にあり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...「消魂(けたたま)しい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...」汽笛が消魂(けたゝ)ましく鳴つたから...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...消魂しい鈴(ベル)の音が鳴り響こうという趣向である...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...下の二階あたりから消魂(けたたま)しい物音が聞こえて来たので...
夢野久作 「継子」
...二不意に消魂(けたたま)しい女の叫びが...
吉川英治 「剣難女難」
...消魂(けたたま)しい夜鶏(よどり)の啼き声が起り...
吉川英治 「宮本武蔵」
...消魂(けたたま)しい叫びが一声...
吉川英治 「夕顔の門」
...玄関の呼鈴(ベル)が不意に消魂(けたたま)しく鳴った...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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