...『このチョコレートは日本薬局方サントニン〇・〇五瓦(グラム)海人草及び石榴(ざくろ)皮を主剤とし外に各種の栄養剤を配合しその相乗作用により』云々(うんぬん)と効能書が印刷してある...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...大魚(おふを)よし七鮪(しび)衝(つ)く八海人(あま)よ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大(おお)きい魚の鮪(しび)を突く海人よ...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...そのときある海人(あま)が...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...「海人ではないが...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...苅薦(かりごも)の乱れ出づ見ゆ海人(あま)の釣船などと...
太宰治 「お伽草紙」
...歌に詠んでこそ海人(あま)が家(や)だが...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...漁(いさり)にかえる海人(あまびと)か...
直木三十五 「南国太平記」
...山は裂け海はあせなん世なりとも君にふた心われあらめやも箱根路をわが越え来れば伊豆(いず)の海やおきの小島に波のよる見ゆ世の中はつねにもがもななぎさ漕ぐ海人(あま)の小舟(おぶね)の綱手かなしも大海(おおうみ)のいそもとどろによする波われてくだけてさけて散るかも箱根路の歌極めて面白けれども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...「音に聞く松が浦島(うらしま)今日ぞ見るうべ心ある海人(あま)は住みけり」という古歌を口ずさんでいる源氏の様子が美しかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...鳥部(とりべ)山燃えし煙もまがふやと海人(あま)の塩焼く浦見にぞ行くこれをお返事の詞(ことば)ともなく言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心ありてひくての綱のたゆたはば打ち過ぎましや須磨の浦波漁村の海人(あま)になってしまうとは思わなかったことです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これが海人(あま)の塩を焼く煙なのであろうと源氏は長い間思っていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しほしほと先(ま)づぞ泣かるるかりそめのみるめは海人(あま)のすさびなれどもと書き添えた手紙であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「一人居(ゐ)て眺(なが)めしよりは海人(あま)の住むかたを書きてぞ見るべかりけるあなたにはこんな慰めがおありになったのですわね」源氏は夫人の心持ちを哀れに思って言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...前駆の人払いの声の遠くなるとともに涙は海人(あま)も釣(つ)り糸を垂(た)れんばかりに流れるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中流を沿海人(πραλοι)と云つた...
森鴎外 「古い手帳から」
...アマミは海人部(あまべ)なるべしという栗田翁の説を受けて...
柳田国男 「海上の道」
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