...白足袋でふわりと浮くと...
泉鏡花 「薄紅梅」
...火の浮く時は下へ沈んで...
泉鏡花 「海異記」
...今度は歯の浮くような響がした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
......
大手拓次 「蛇の花嫁」
...一つ根に離れ浮く葉や春の水この句を立派な句だと自讃(じさん)するのではありませんが...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...究極は「一つ根に離れ浮く葉」を発見するところに写生の目的はあるとしましても...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...(あぶない)同時に体が浮くようになった...
田中貢太郎 「飛行機に乗る怪しい紳士」
...金助はしきりにキザな面(かお)をして例の歯の浮くような文句と一緒に石を並べて...
中里介山 「大菩薩峠」
...宿賃が浮くだけでも大したものだ」道庵先生としては詰らないことをいったものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...身も浮くばかり――と言う形容詞は...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...――歯の浮くようなラヴ・レターの文句を記憶しているからこそ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一方の足は浮くような歩き方だ」「…………」「もう一つ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何となく躯が宙に浮くのです...
林芙美子 「梟の大旅行」
...……こんな歯の浮くようなことをいうと笑い飛ばされると思うから...
久生十蘭 「魔都」
...余り歯の浮くことを云ふのは止して貰い度いね...
牧野信一 「妄想患者」
...土蔵の上に体が浮く...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...雨水に浮く柿の花を見ている...
宮本百合子 「雨と子供」
...市街は河となって濁流に馬も人も石も浮くばかりだった...
吉川英治 「三国志」
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