...犬だって浮かれている...
泉鏡花 「怨霊借用」
...マンドリイヌの爪彈に浮かれ出すジプシイをんな...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「ハルレム」
...御酒(みき)にお浮かれになつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...頬を染めて浮かれだし...
太宰治 「虚構の春」
...花に浮かれて戯れるのと大した違ひはないやうに見える...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...ひとりで弾いて唄つて浮かれてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...防寨の上で浮かれきっている最中だ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...めいめい浮かれたあげくに持ち出すかくし藝なんかより以上のものを期待していた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...いまにも浮かれて踊り足を踏み出そうとする気構え...
中里介山 「大菩薩峠」
...ふらりふらりと館(やかた)を浮かれ出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう若い女らしく浮かれ調子になっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し浮かれてゐたさうです」「ところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一同は再び浮かれ出した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...大人は熱して浮かれて...
ゲオルヒ・ヒルシユフエルド Georg Hirschfeld 森林太郎訳 「防火栓」
...上っ面の浮かれに過ぎないのだけれど...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...浮かれ達磨に追ひかけられた綺麗な娘が悲鳴を挙げながら逃げ出すさまなどを...
牧野信一 「創作生活にて」
...私も建武らくがき帖で使った当時の流行歌を地謡(じうた)にしたもので「……浮かれて歩く色好み...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...すると一座が急に浮かれて酒盃がかるやかに夜目にも白い運河を越えて...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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