...それから大きい浚渫船(しゆんせつせん)が一艘起重機(きぢゆうき)を擡(もた)げた向う河岸(がし)も勿論「首尾(しゆび)の松」や土蔵(どざう)の多い昔の「一番堀(いちばんぼり)」や「二番堀(にばんぼり)」ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...それから大きい浚泄船(しゅんせつせん)が一艘起重機をもたげた向う河岸も勿論「首尾の松」や土蔵の多い昔の「一番堀」や「二番堀」ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...タランテラ踊の音樂の一小節を奏でる)ヘルマー (入口の處に立止る)おや?ノラ 私最初にあなたとお浚(さら)ひをしておかなくちや明日踊れませんもの...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...足りないところは私が家でときどき浚(さら)ってやることにしました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...兎に角この浚渫機械の小屋と土手は恐らくこの美しい上高地の絵の上にとまつた蠅か蜘蛛のやうな気のするものである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...お島の手は傍にあった折鞄を浚(さら)っていくために臂(ひじ)まで這出(はいだ)して来た...
徳田秋声 「あらくれ」
...妻は有り金を浚(さら)って猪野の下番頭であった情夫と家出してしまい...
徳田秋声 「縮図」
...大いにわが港湾を浚(さら)え...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ただ浚ってごらんなすったらどうでしょう...
豊島与志雄 「崖下の池」
...足を浚(さら)われようとする間を選んで徐(しず)かに歩きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の心を浚((さら))ひ清めよ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...浚渫(さらひ)船はいづこの海を浚つてゐるのだらう鉄片は沈んで沈んで港の底眇の眸を覗かせるよああ気なげな空想を抱いてゐるぞねそべつた比目魚が吐きだす泡にぶらさがりゆらゆら海面に昇つてゆく鉄片の願望よおをい!海上遠く...
仲村渠 「港に沈んだ鉄片の希望」
...三千代が無暗に洗(あら)ひ浚(ざら)い※舌(しやべ)り散(ち)らす女ではなし...
夏目漱石 「それから」
...折から浚渫中の秦淮の泥土は...
原勝郎 「貢院の春」
...注意に注意を加へて浚つて見させられたのとのためである...
森鴎外 「高瀬舟」
...証拠になるものを浚(さら)って行ったという噂も聞いたが...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...五年も浚渫(さら)ってないぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...濠を浚(さら)う工事にもかかっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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