...汝が浄きを高きを天路の栄(はえ)と云ひし霊をぞ守りて...
石川啄木 「詩」
...塩で浄(きよ)めようとしたみたいに見えた...
高見順 「いやな感じ」
...誰しも眼が潰(つぶ)れることは不仕合わせだと思うであろうが自分は盲目になってからそう云う感情を味わったことがないむしろ反対にこの世が極楽浄土(じょうど)にでもなったように思われお師匠様とただ二人生きながら蓮(はす)の台(うてな)の上に住んでいるような心地がした...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...これはイルラリオンのやうな清浄な人の代になるお前だと云ふのではない...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...丸善出版の近松浄瑠璃西鶴浮世草紙の類又は温知叢書百万塔の如き叢書類...
永井荷風 「古本評判記」
...これから説教浄瑠璃の一段を語り聞かすとのことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...悟浄は、自分を取って喰(く)おうとした鯰(なまず)の妖怪(ばけもの)の逞(たくま)しさと、水に溶け去った少年の美しさとを、並べて考えながら、蒲衣子のもとを辞した...
中島敦 「悟浄出世」
...身の程(ほど)知らずの悟浄よ...
中島敦 「悟浄出世」
...その夜おれと山嵐はこの不浄(ふじょう)な地を離(はな)れた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...これはまた浄化および罪の償い(長く健康な生命の守り神は水と食物を支配する)の役割を果たす...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...自動的に蒸気洗浄されたうえ...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...まして他力を説く浄土門(じょうどもん)は断えず云う...
柳宗悦 「工藝の道」
...人類の思想は自浄作用の中に深化と進歩とを遂げるのであると思います...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...不浄役人といっておる...
吉川英治 「大岡越前」
...人獣の血をながしたりしていた神社の拝殿を明け方までに浄(きよ)めさせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...女というも金次第”と心中物の浄瑠璃(じょうるり)作者すら云う黄金万能が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...浄海入道は、それを知ると嚇怒(かくど)して福原から京都に入り、以仁王を土佐へ流さんものと、武将に命じて、御所へ向わせたが、何ぞ知らん、命をうけた武将の中に頼政の二男兼綱もいたのである...
吉川英治 「源頼朝」
...左右は浄土教が流行し始めてから付けたものです...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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