...人目を憚(はばか)らない酔態に皮肉な流し目を送っていた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...流し目にじろりと彼の顔を見て...
芥川龍之介 「偸盗」
...ジロジロとルージェール伯爵に流し目を与えながら...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...「トミーも彼に誘惑されかけた一人なんです」十三はちらりと宮岡警部の方を流し目で見た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...淑(しとや)かな流し目...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...流し目に益満を見た...
直木三十五 「南国太平記」
...甚三郎の面(おもて)を流し目に見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...流し目に兵馬を睨(にら)みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「上げましょうか」と藤尾は流し目に聞いた...
夏目漱石 「虞美人草」
...流し目をくれながらその紐(ひも)を結んだ...
本庄陸男 「石狩川」
...柱にあたってがちゃンと砕けた瀬戸ものを流し目に見ながら彼はしずかな声で云った――云うことが出来た...
本庄陸男 「石狩川」
...あいつの流し目を食っちゃあ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...重三が行くとチラッと流し目を呉れたまんま...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...(花岡に流し目をくれて...
三好十郎 「胎内」
...三人の顔を当分に流し目で見ていたお蝶は...
吉川英治 「江戸三国志」
...私、何にも知りゃあしないのに」お蝶のことばは、胸元へ来ている刀に自分の体のうごきを止められているようでもなく、だんだん常の調子になって、「それだのに、そんな誓いを立てたってしようがないじゃないの」と、流し目に言って、相手の顔色をジッと見ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...――ことば少なに、あとは流し目で、「いつも、おすこやかで」と、ひとみに、えならぬ情気をトロと焚(た)いてみせる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いやらしい流し目(ウィンク)を...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
便利!手書き漢字入力検索
- 小説家の朝井リョウさん: 「イン・ザ・メガチャーチ」第23回本屋大賞を受賞した 🏆
- 野球選手の根尾昂さん: プロ8年目で初勝利を達成した中日の投手🎉
- ゲームデザイナーの岸本良久さん: 『くにおくん』シリーズなどを生み出した伝説的ゲームデザイナー死去 🙏
