...これは活動的な米国人には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いかにも骨身を惜しまない活動的な世話女房のように思えるけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...見たところでは直きに平素の活動的な彼女に復(かえ)っていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...活動的な鋭い知能の徴(しるし)が...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...啓蒙の一応非政治的であるという実は極めて活動的な規定をば人の油断している間に...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...だが之では活動的な実際家が俗物で...
戸坂潤 「思想としての文学」
...時事的とは世界の刻々の歴史的運動に現実的に沿うた活動的な観点を意味する...
戸坂潤 「辞典」
...活動的な男が、活動を奪はれて、何不自由なく暮してゐて、倦怠感(けんたいかん)を持て餘してゐると言つた樣子でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全体としての会員意識の薄弱――著しく活動的なる少数と非活動的なる大多数との分立――を来したことを率直に認めなければならない...
野呂栄太郎 「三田社会科学研究会」
...ただ精神上活動的な人間にしばしばあることだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...僕はもつと活動的な世の中の生活を欲して――文學的生活のもつと目覺ましい勞苦を欲して――藝術家としての...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...活動的な方面は抽象的に唯物論との對立においてむしろ觀念論(このものはもちろん現實的な感性的な活動そのものを知らないのであるが)によつて展開された...
三木清 「認識論」
...歴史は先づ何よりも活動的な者...
三木清 「歴史哲學」
...そういう活動的な習慣はこのごろ若い人々の間に移って来て...
宮本百合子 「映画」
...友代の素朴な熱心な活動的な天稟のままに気稟(テムペラメント)の側から全幕を演じ...
宮本百合子 「「建設の明暗」の印象」
...之(これ)は活動的な商工業国の男性的河流だと云ふ感がする...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...いずれ、お前さんにも智恵を借りたいと思うけれど」と、急にいろいろの用事を思い出したように、そわそわと下駄をはいて、「豆菊ちゃん、そッち? また、遊びにおいでよ」橋下橋上真昼の、活動的な、太陽の下(もと)、ことに埠頭(ふとう)、船渠(ドック)、荷馬車、お茶場工場などの、騒音と埃(ほこり)と人間の奔影(ほんえい)とが錯綜(さくそう)と織られている横浜(はま)の十字街を、ゆうべの芸妓(おんな)や、雛妓(おしゃく)を引っぱって、生糸を積んだ幌(ほろ)荷馬車の前を横ぎっても、誰も、そのすがたを、特に、不生産的冷蔑(れいべつ)な眼で、見るものはない...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...活動的な機能を持つ所と変って来たのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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