...そして、彼に眼を注ぐと、だれもかれも自分の顎をなでた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...用意しておいた茶わんに注ぐのである...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...それが正造の心火に油を注ぐ結果になったのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...口に、ちよろ/\清水をうくるが、尻も裂けて沼尾川となり、西に向ひ、鈴ヶ嶽の北麓を下りて、利根川に注ぐ...
大町桂月 「赤城山」
...日光と霧と松脂(まつやに)のしずくとが細かく降注ぐ山土の傾斜...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
......
陀田勘助 「断片」
...怒をむけてクロニオーン豪雨はげしく注ぐ時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...じっと私の方に眼を注ぐのである...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...貧困のためにいらだたせられてる労働者らが中流人に注ぐあの敵意ある眼つきを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大きな川が海へ注ぐ戸口だと見てさしつかえねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その水の流れ注ぐ大海に至る迄の間に...
中島敦 「セトナ皇子(仮題)」
...そして親しい大事な友達に注ぐ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お秋黙つて立つて酒を注ぐ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...その孔よりクリームを鉢へ注ぐべし...
村井弦斎 「食道楽」
...一滴の毒を注ぐに忍びない...
森鴎外 「雁」
...(注ぐ)昌允 さんざ...
森本薫 「華々しき一族」
...ユピテルが彼らにふり注ぐその光線のごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる同情を不義の恋に落ちて行く男女の上に注ぐ事をも辞しなかった...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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